住職あいさつ
出遇いを大切にする
住職:坪井宏慧
平成23年10月に住職拝命。翌年萬行寺第5世として就任。本願寺派布教使。
坊守:坪井友紀
平成24年坊守拝命。平成29年得度。心理セラピーなども学び、心に寄り添うお寺づくりを目指し活動中。
歴史
萬行寺開山の背景
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明治時代に炭鉱が開かれ、坑夫の増加に伴い急速に都市化が進んだ夕張。発展の裏側で犠牲になった命の弔いや、住民の心の安定のために「お寺」が増えていきました。
夕張炭鉱とともに歩む
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明治28年に本願寺派の本山から特任布教使として任命された坪井眞英が、夕張炭山に着目して説教所を開いたのが萬行寺の始まり。以来、炭鉱とともに歩みを進めていきました。
戦後の転換期
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戦後、石炭から石油へとエネルギーの転換が起こり、昭和40年代後半に夕張炭鉱も閉山となりました。浄土真宗本願寺派の寺院として、都市部の人々とのご縁も広げていけるようにと、平成6年に夕張本院の開教百年事業として江別支院を建立しました。
萬行寺の"今"
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現在の住職と坊守は、超宗派の僧侶たちによる勉強会に参加して各地の寺院の様々な事例に学んでいます。死別の悲しみに寄り添うグリーフケアの集いや、お寺での地域食堂「寺GO飯」等を開催。現代のニーズにあわせた共同墓も建立し、地域社会への貢献を目指して活動しています。